パソコン教室21年。今日も、誰かの「できた!」に寄り添って。
松阪でパソコン教室を続けて21年。
教室のこと、パソコンのこと、出会った人たちのこと、そして日々感じること。
ななちゃんパソコン教室の日常を、飾らず綴っています。
こんにちは。
ななちゃんパソコン教室 福本です。
最近、私のところに毎日のように、ちょっと気になるメールが届いています。
件名は、
「【至急】還付手続き・通知書のご確認をお願いいたします」
というもの。
メールを開いてみると、国税庁やe-Taxの名前が書いてあり、
「還付予定額 92,800円」
と表示されています。
92,800円が戻ってくるとなれば、
「えっ、本当?」
「もしかして確定申告の還付金?」
と思ってしまいますよね。
しかも「確認期限」まで書かれているので、急いで手続きしなければいけないような気持ちになります。
でも、私はメールの中にあるボタンを押しませんでした。
調べてみると、やはり非常に怪しいメールでした。
今日は、こういうメールが届いたときに、パソコンやスマホに詳しくない方でもできる確認方法をご紹介します。

まず、メールのボタンを押さない
これが一番大切です。
今回のメールには、
「アプリをダウンロードして確認」
というボタンがありました。
でも、
「本当かどうか分からないから、とりあえず押して確認してみよう」
これはやめたほうがいいです。
国税庁も、国税庁を装った不審なメールが確認されているとして、心当たりがあった場合でも、
メールに表示されたリンクではなく、e-Taxの公式ホームページからログインして確認するよう
注意を呼びかけています。
つまり、
怪しいメールの中で、本物かどうかを確認しない。
これを覚えておくといいと思います。
次に「差出人」を確認する
今回届いたメールを見ると、差出人には、
e-Tax公式メールセンター
と書いてあります。
これだけ見ると、本物のように感じます。
ところが、その横に表示されているメールアドレスを見ると、
となっています。
「e-Tax」とはまったく関係なさそうなアドレスです。
では、本物のe-Taxから来るメールはどうなのでしょうか。
国税庁の公式サイトで確認すると、e-Taxから送信するメールの送信元は、
e-Tax(国税電子申告・納税システム)
<info@e-tax.nta.go.jp>
と明記されています。 e-Tax
今回届いたメールとは違います。
ここで注意したいのが、
「e-Tax公式メールセンター」などと表示されていても、それだけで信用しない
ということです。
国税庁によると、送信元の表示名などを本物のように見せかけた「なりすましメール」も確認されています。
「国税庁のマークがあるから本物」でもありません
今回のメールは、かなりよくできています。
「国税庁」
「National Tax Agency JAPAN」
「e-Tax」
などと表示され、一見すると本物のページのようです。
でも、ロゴや名称は、本物である証明にはなりません。
最近のフィッシングメールは、本物そっくりに作られていることがあります。
ですから、
見た目ではなく、「どこから来たのか」「公式サービス側にも同じ通知があるのか」を確認する
ことが大切です。
メールからではなく、自分で公式サイトを開く
今回、私はマイナポータルも確認しましたが、このような通知はありませんでした。
ただし、e-Tax関係のお知らせについては、マイナポータルだけではなく、
e-Taxのメッセージボックスを直接確認するのが確実です。
国税庁によると、確定申告などに関する正式なお知らせは、対象者本人のe-Taxの
メッセージボックスに格納されます。
ここでも重要なのは、
メールに書かれているリンクから行かないこと。
ブラウザを新しく開いて、自分で「e-Tax」と検索するか、以前から使っている
公式サイト・ブックマークなどからアクセスします。
「急いで!」と書いてあっても慌てない
今回のメールには、
還付予定額 92,800円
さらに、
通知書ご確認期限 令和8年9月28日まで
と書かれていました。
こう書かれると、
「あと2日しかない!」
と焦ってしまいます。
でも、こういうときほど、いったん手を止めます。
お金+期限+ボタン
この組み合わせが出てきたら、すぐ行動するのではなく、まず公式サイトで
確認する習慣をつけたいところです。
なお、本物のe-Taxメールについて国税庁は、定型の文面で送信しており、
原則としてメール本文にはURLを記載していないと説明しています。
一部、メールアドレスなどの登録情報を更新した場合の到達確認メールなどには例外があります。
怪しいメールが来たら、この5つだけ覚えておく
難しいことを覚える必要はありません。
① メールのリンクやボタンを押さない
② 差出人の「名前」ではなくメールアドレスを見る
③ メールに書かれた電話番号にも、すぐ電話しない
④ ブラウザから自分で公式サイトを開く
⑤ 公式サイト・公式アプリ側に同じお知らせがあるか確認する
これだけでも、かなり違うと思います。
そして偽物だと判断したメールは、返信せず、迷惑メール・フィッシングメールとして報告して削除します。
国税庁も、国税庁を装った不審メールについて、開封せず削除するなど
十分注意するよう呼びかけています。 e-Tax
「自分はだまされない」と思わないことも大切
今回のメールを見て思ったのは、
本当によくできているな
ということでした。
国税庁の名前があり、e-Taxと書かれ、具体的な還付金額まで表示されています。
パソコンに詳しいかどうかに関係なく、忙しいときにこういうメールが届けば、
うっかりボタンを押してしまうことはあると思います。
だからこそ、
「怪しいメールを完璧に見分ける」よりも、「メールのリンクから手続きしない」
という習慣をつけておくほうが簡単です。
銀行でも、クレジットカードでも、Amazonなどの通販サイトでも同じです。
「あなたのアカウントに問題があります」
「支払いができませんでした」
「○日までに確認してください」
そんなメールが届いたら、メールのリンクを押すのではなく、
いつも使っている公式アプリや公式サイトを自分で開いて確認する。
これを習慣にしておけば、怪しいメールが届いても慌てずに済みます。
まとめ
今回届いた「還付予定額92,800円」というメール。
私はメールにあるボタンを押さず、公式の情報を確認しました。
国税庁は実際に、e-Taxを装った不審なメールについて注意喚起を行っています。
2026年3月18日にも公式サイトのお知らせが更新されています。
怪しいメールが届いたときは、
「メールから確認しない。自分から公式サイトを開いて確認する。」
まずはこれを覚えておくだけでもいいと思います。
「92,800円も戻ってくる!」
とうれしくなって、すぐボタンを押さないことですね(笑)
私のところには同じようなメールが毎日のように届いています。
皆さんのところにも届く可能性がありますので、どうぞお気をつけください。
怪しいメール、「これ押して大丈夫?」も一緒に確認します
ななちゃんパソコン教室では、WordやExcelの使い方だけではなく、
「こんなメールが届いたけれど、本物?」
「このボタン、押しても大丈夫?」
「スマホに変な画面が出てきた」
そんな、ちょっとした困りごとのご相談も大丈夫です。
分からないまま触るのって、やっぱり不安ですよね。
「こんなこと聞いてもいいのかな」と思うようなことほど、遠慮なく聞いてください。
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参考にした公式情報(2026年9月26日確認)
e-Tax「不審なショートメッセージやメールにご注意ください」
※この記事は、実際に届いたメールをもとに、2026年9月26日時点の国税庁・e-Tax公式情報を確認して作成しています。
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