パソコン教室21年。今日も、誰かの「できた!」に寄り添って。

松阪でパソコン教室を続けて21年。

教室のこと、パソコンのこと、出会った人たちのこと、そして日々感じること。

ななちゃんパソコン教室の日常を、飾らず綴っています。

こんにちは。
ななちゃんパソコン教室です😊

今日は、ちょっと気になるExcelのニュースを見つけました。

タイトルを見てみると、

「Excel、40年の常識“1セル=1つの値”を打ち破る新機能」

……40年の常識を打ち破る!?

なんだか、ものすごいことが起きている感じです(笑)

ただ、記事を読んでみると、

「リスト?」
「セル内配列?」
「入れ子の配列?」

うーん……。

分かったような、分からないような💦

実は私、Excelは基礎や応用、資格試験の模擬対策などはお教えしていますが、
お仕事で毎日Excelをバリバリ使いこなしているビジネスマンの方たちには到底かないません😅

でも、パソコン教室の先生として、新しい機能も少しくらいは知っておきたい。

ということで今日は、私自身の勉強も兼ねて、AIにも手伝ってもらいながら
「結局、何が変わるの?」をできるだけ簡単にまとめてみます。

難しい話はなるべく抜きでいきます(笑)

Excelの1セルに複数の値?新機能.jpg

今までのExcelは「1つのセル=1つの値」が基本でした

たとえば、こんな表があったとします。

案件名担当者進捗
案件A田中、佐藤、鈴木進行中
案件B山田、佐藤未着手
案件C鈴木完了

一見、何も問題なさそうですよね。

でもExcelから見ると、

「田中、佐藤、鈴木」

は3人の名前ではなく、基本的にはひとまとまりの文字列として扱われます。

私たち人間なら、

「田中さんと佐藤さんと鈴木さんね」

とすぐ分かるんですけど、Excelにとってはそうではなかったんですね。


新しいExcelでは「1セルの中に複数の値」を持てるように

今回発表された新機能の中で、私がいちばん「なるほど!」と思ったのが**Lists(リスト)**です。

1つのセルの中に、

田中
佐藤
鈴木

という3つの値を、それぞれ独立したデータとして持てるようになります。

見た目は1セル。

でもExcelの中では、

「田中」「佐藤」「鈴木」という3つの値

として認識できる、ということです。Microsoftは、リストの各項目を個別にフィルターしたり、
計算に利用したりできると説明しています。TECHCOMMUNITY.MICROSOFT.COM

これ、今までとはかなり違いますね。


何が便利なの?「佐藤さんの案件だけ」が簡単に探せる

先ほどの表で、

「佐藤さんが担当している案件だけ見たい」

とします。

今までは「田中、佐藤、鈴木」という文字の中から「佐藤」という文字を探すような考え方が必要でした。

ところが新しいListsでは、Excel自身が、

このセルの中には「佐藤」という値が入っています

と理解できます。

そのため、リストに「佐藤」が含まれる行を対象にしたフィルターがしやすくなります。窓の杜

担当者だけではなく、

「商品のタグ」
「参加者」
「担当店舗」
「カテゴリー」

など、1つの項目に複数の情報を持たせたい場面で便利そうですね。

ここは私も「なるほど、それなら使い道がありそう」と思いました😊

「Excel」40年の常識“1セル=1つの値”を打ち破る新機能

新しい関数も4つ登場します

さらに今回、複数の値を扱うための新しい関数も4種類発表されています。

HAS
指定した値が含まれているか調べる

HASANY
指定した複数の値のうち、どれかが含まれているか調べる

HASALL
指定した値が全部含まれているか調べる

FLATTEN
入れ子になった配列を平らにして扱いやすくする

たとえば担当者のリストに「佐藤」がいるか調べるなら、

=HAS(B2,"佐藤")

というイメージです。

「佐藤」が入っていれば TRUE、入っていなければ FALSE。

この4関数は、Microsoftが今回の新しいリストや配列を扱うために発表したものです。
TECHCOMMUNITY.MICROSOFT.COM

……FLATTENあたりから、私はちょっと怪しくなってきます(笑)

まずは、

「1セルの中に複数の値を入れて、それぞれをExcelが別々のデータとして理解できるようになる」

ここが分かれば十分かな、と思っています。


実は「リスト」だけではありません

今回発表されたのは、Listsだけではありません。

大きく分けると、

Lists(リスト)
1セルの中に複数の値を入れる

Arrays in Cells(セル内配列)
複数の計算結果を、広げず1セルの中に保持する

Nested Arrays(入れ子配列)
配列の中に、さらに配列を持たせる

という3つです。窓の杜

これまで動的配列では、複数の結果が出ると隣のセルへ「スピル」して表示される仕組みがありました。
今回の新機能では、そうした配列を1セルの中に保持することもできるようになります。
TECHCOMMUNITY.MICROSOFT.COM

このあたりになると、かなり高度なExcelのお話。

私も、もう少し勉強します😅


ただし、今すぐ普通のExcelで使えるわけではありません

ここは大事です。

この機能は2026年9月24日にMicrosoftが発表したプレビュー機能で、
現在はMicrosoft 365 InsiderのBetaチャネルの一部ユーザーから段階的に提供されています。

Windowsではバージョン2610(Build 20520.20000)以降、Macでは
バージョン16.114(Build 26092111)以降が対象ですが、
条件を満たしていても必ずすぐ使えるわけではありません。窓の杜

また現時点では、ピボットテーブル、グラフ、Power Queryなどに制限があります。

Microsoftも一般提供されるまでは重要なブックで使用しないことを推奨しています。窓の杜

なので、

「明日から仕事のExcelを全部これに変えよう!」

という段階ではありません(笑)

今は、

「Excelって、こんな方向に変わっていくんだなぁ」

くらいで知っておけばいいのかなと思います。


Excelも少しずつ変わっています

Excelって昔からあるソフトなので、「もう完成しているソフト」という感じもしますよね。

でも、こうして今も新しい機能が追加されています。

今回の変更が一般的に使われるようになれば、「1セルには1つの値」というExcelの
基本的な考え方そのものが変わっていく可能性があります。

私も今回の記事を最初に読んだときは、

「ん?どういうこと??」

だったんですが(笑)、調べながら書いてみると、少し分かってきました。

パソコンやExcelは、全部を知っていなくても大丈夫です。

分からないものが出てきたら、その時にちょっと調べてみる。

私自身も、そんな感じです😊

また実際に一般のMicrosoft 365で使えるようになってきたら、教室でも触ってみたいと思います。


参考資料・確認日

この記事は2026年9月29日時点の情報で作成しています。

Microsoft発表(2026年9月24日):Put multiple values in one cell with lists and arrays in Excel
窓の杜(2026年9月28日):「Excel」40年の常識“1セル=1つの値”を打ち破る新機能


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